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神戸新聞 2002/12/05
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【"高齢地域"支え合うために─ エコマネー試験導入】

龍野地区で来月から3ヶ月

ボランティアで交流図る 10日、説明会 貨幣の名前を募集

ちょっとした手助けやボランティアなどの対価として、特定エリア内でやりとりされる「地域通貨(エコマネー)」の実験が来年一月、龍野市の旧市街地、龍野地区で始まる。エコマネーは、姫路、宝塚などで導入されているが、龍野では初めて。高齢化が進む住民間の交流や、ボランティアの活性化を目指す。

同地区のまちづくり協議会(浅井昌信会長)が計画。姫路でエコマネー「千姫プロジェクト」を手がける岡田真美子・姫路工大教授らの助言を受け、試験導入の準備を進めている。

地域通貨は、地域や共同体を限定し、流通させるお金で、個々が持つサービスなどを交換。電子マネー型など数タイプあるが、同地区は簡単は紙幣を発行する予定。貨幣の名称は、住民から募集する。

計画では、実験は約三ヶ月間。参加者は、留守番や電球の交換、犬の散歩など、それぞれができるサービスを登録。利用者は、メニューからサービスを選び、三十分を一単位に、相手にエコマネーを支払う。

同地区は焼く千七百世帯あるが、高齢化率は24.4%と、市内平均18.7%を上回る。関係者は「誰にでも特技などがあるはず。地域で支え合うための仕組みの一つになれば」と話している。

十日午後七時から、龍野中央公民館で住民説明会を開き、参加申し込みを受け付ける。同協議会事務局 0791-63-4573


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